【制作会社が教える】Wix・ShopifyからXサーバー移行!失敗しないための完全ガイド
コーポレートサイト | 2025.8.6 更新日: 2026.3.21
【制作会社が教える】Wix・ShopifyからXサーバー移行!失敗しないための完全ガイド
目次
企業のWeb担当者にとって、サイト運営の基盤である「サーバー移行」は非常にプレッシャーの大きい業務です。「移行作業中にサイトが見れなくなったらどうしよう」「大切な顧客データや商品データが消えてしまったら…」「これまでのSEO評価がリセットされるのでは?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、この記事を読めば、WixやShopify、さくらインターネットからのサーバー移行に特有のトラブルや失敗を完全に回避できます。
私たち株式会社エディトデザインのようなWeb制作会社が、実際の現場で培ってきた「後悔しないためのサーバー移行手順」と「絶対に外してはいけない注意点」を徹底解説します。移行の難易度比較表や、実際にXサーバーへ移行して表示速度が劇的に改善した実数値なども公開しますので、ぜひ参考にしてください。
【比較表】Wix・Shopify・さくらからのサーバー移行難易度マトリクス
まずは、移行元となるシステムごとの特徴を把握しましょう。どこからXサーバーへ移行するかによって、難易度や引き継げるデータが大きく異なります。
| 移行元 | 移行の難易度 | 移行できるデータ | 移行できないデータ(手動対応) | 最大の注意点 |
| Wix | 高(★★★) | なし(一括エクスポート不可) | 記事、画像、デザイン、顧客データなどすべて | エクスポート機能がないため手動移行が必須。URL変更に伴うSEO低下リスク大。 |
| Shopify | 中(★★☆) | 商品データ、顧客データ(CSV) | サイトデザイン、独自アプリの設定、注文履歴 | クレジットカード等の決済システムの再構築と、ポイント等の移行方法の策定。 |
| さくらインターネット | 低(★☆☆) | サイトデータ一式、DB、メール | (基本的にはすべて移行可能) | PHPやMySQLのバージョン違いによるサイトの表示崩れやエラー。 |
なぜ今、Xサーバーへの移行が選ばれるのか?(プロの現場から)
サーバー移行にはリスクが伴いますが、それでも多くの企業がXサーバーへのリプレイスを決断しています。その理由を、制作会社ならではの実事例を交えて解説します。
WixからXサーバー(WordPress)へ移行する理由
Wixは手軽にサイトを構築できる反面、SEOの細かなチューニングや独自機能の開発に大きな制約があります。
Xサーバー上でWordPressを構築することで、デザインと機能の自由度は無限大になります。実際に当社がサポートした事例では、WixからWordPressへ移行し、サイト構造を正しくマークアップした結果、特定の注力キーワードで検索順位が圏外からトップ3へ急上昇したケースも珍しくありません。
ShopifyからXサーバー(WooCommerce等)へ移行する理由
Shopifyは優れたECプラットフォームですが、月額費用や決済手数料、専用アプリの課金が積み重なり、売上が伸びるほどランニングコストが重くのしかかります。
XサーバーにWordPress+WooCommerce(オープンソースのECプラグイン)を導入して移行したある企業様では、システム維持にかかる年間ランニングコストを約35%削減することに成功しました。
さくらインターネットからXサーバーへの移行
同じレンタルサーバー同士の移行ですが、「表示速度」と「大量アクセス時の安定性」に明確な差が出ます。
Xサーバーの高速化技術(XアクセラレータやNVMe SSD)は非常に優秀です。実際にさくらインターネットからXサーバーへ移行したメディアサイトの事例では、ページの最大コンテンツ描画時間(LCP)が3.8秒から1.2秒へと劇的に改善し、直帰率が12%低下するという目覚ましい数値を記録しています。
移行前に絶対に確認すべき4つの項目
移行の失敗(サイトダウンやメールの消失)を防ぐために、以下の事前チェックは必須です。
- ドメインの契約状況と管理権限
ドメインをどこで取得しているか(Wix/Shopify経由か、お名前.comなどの独自会社か)を確認し、ネームサーバー(DNS)の変更権限を自社で持っているか確認してください。 - コンテンツのデータ形式と移行可否
現在のサイトが静的HTMLなのか、CMSなのかを確認します。特にWixはデータのエクスポートに制限があるため、事前に手動移行のスケジュールを確保する必要があります。 - メールアドレスの運用方針
「サーバーを切り替えたら会社のメールが数日間使えなくなった」というトラブルは非常に多いです。事前にXサーバー側で同じメールアカウントを作成し、PCのメールソフトの設定を準備しておく必要があります。 - SEO評価の引き継ぎ準備
旧サイトの全URLリストを抽出し、新サイトのどのURLに転送するかのマッピング表(対応表)を事前に作成しておきます。
【実践】実際の移行ステップと成功させるためのポイント
ここからは、移行元別の具体的なステップと、現場のプロが意識しているポイントを解説します。
WixからXサーバーへ(手動移行とSEO対策の極意)
Wixはエクスポート機能がないため、基本的には「手動での再構築」となります。
- Wix上のテキストを手作業でコピーし、画像データをダウンロードして保存。
- Xサーバーを契約し、WordPressをインストール。
- WordPress上でデザインを組み上げ、コンテンツを流し込む。
- ドメインのネームサーバーをXサーバーへ切り替え。
【プロの視点】
WixからWordPressへ移行すると、ほぼ確実にURL構造(パーマリンク)が変わります。旧URLへのアクセスを新URLへ自動転送する「301リダイレクト」を全ページ分設定しないと、これまでのSEOの努力が水の泡になります。当社では移行前に完全なURLマップを作成し、トラフィックの減少を防いでいます。
ShopifyからXサーバーへ(データ移行と決済の再構築)
商品や顧客のデータは引き継げますが、ECサイトとしての機能は作り直しになります。
- Shopify管理画面から「商品データ」「顧客データ」をCSV形式でエクスポート。
- XサーバーにWordPress+WooCommerceなどのシステムを構築。
- エクスポートしたCSVを、新しいシステム用にフォーマットを整えてインポート。
- StripeやPayPalなど、新たな決済ゲートウェイの審査と組み込み。
- ドメインの切り替え。
【プロの視点】
顧客のパスワード情報はセキュリティ上エクスポートできないため、移行後に「パスワード再設定のお願い」を既存顧客にアナウンスする運用フローを必ず事前に計画しておきましょう。
さくらからXサーバーへ(スムーズなデータ完全移行)
同じサーバー環境の引っ越しのため、全データをまるごと移行できます。
- さくらインターネットからFTPでWeb全ファイルをダウンロード。
- phpMyAdminからMySQLデータベースをエクスポート。
- Xサーバーへファイルをアップロードし、データベースをインポート。
- WordPressの場合は「wp-config.php」のデータベース接続情報を新サーバーのものに書き換え。
【プロの視点】
PHPのバージョンが古いままだと、Xサーバーの最新環境(PHP8系など)に移行した瞬間に画面が真っ白になるエラー(Fatal Error)が起きることがあります。事前にテスト環境(Xサーバーの動作確認URLなど)で表示チェックを行うのが鉄則です。
SEO評価を落とさない!移行時の必須対策
サーバー移行によって検索順位を落とさないためには、以下の対策を漏れなく実行してください。
- 301リダイレクトの徹底設定
「.htaccess」ファイルを使用し、古いURLから新しいURLへ永久的な転送を設定します。特にアクセス数の多い記事や商品ページは1件の漏れも許されません。 - XMLサイトマップの再送信
新環境への移行完了後、速やかに新しいXMLサイトマップを作成し、Google Search Consoleから送信してクローラーの巡回を促します。 - アクセス解析ツール(GA4/GTM)の引き継ぎ
Google Analyticsやタグマネージャーのタグが新サイトの全ページに正しく埋め込まれているか確認し、移行前後のアクセス推移を追跡します。
プロが見てきた「よくある失敗パターン」と回避策
自社内で移行を行った企業様から、ご相談を受けることが多い失敗例です。
- 【失敗1】DNS切り替えのタイミングを誤り、メールが不通に
回避策:DNS(ネームサーバー)を切り替える数日前に、新サーバー側でメールアドレスを発行し、社員のメーラーに新旧両方の設定を入れておく「並行運用期間」を設けます。 - 【失敗2】SSL証明書の再設定忘れで「保護されていない通信」警告が出る
回避策:Xサーバーへの切り替え直後はSSL(https)が無効になる時間帯が発生しがちです。事前に無料独自SSLの設定を済ませておくか、DNS切り替え後すぐに設定ボタンを押せるよう待機します。 - 【失敗3】旧サイト(Wix等)を即座に解約してしまいデータが飛ぶ
回避策:DNSが完全に世界中へ浸透するまで(約1〜2週間)、旧サーバー・旧サービスの契約は絶対に解除せず維持してください。
まとめ:安全なサーバー移行でビジネスを加速させよう
- Wixからの移行は手動作業が伴うため、URL設計と301リダイレクトによるSEO保護が最重要。
- Shopifyからの移行は、コスト削減効果が高いものの、決済システムの再構築と顧客へのアナウンス準備が必要。
- さくらインターネットからの移行は比較的スムーズだが、PHPバージョンやデータベースの互換性チェックが必須。
Xサーバーは、表示速度・安定性・WordPress運用への最適化において、企業サイトやECサイトを強力に支える素晴らしい選択肢です。しかし、その恩恵を受けるには「失敗のない安全な移行作業」が大前提となります。
「自社に詳しいWeb担当者がいなくて不安」「絶対にSEO評価やデータを落としたくない」という場合は、ぜひサーバー移行のプロである株式会社エディトデザインにご相談ください。現状の調査から、安全な移行計画の立案、実際の移行作業まで、確実なリプレイスをサポートいたします。
サーバー移行時の注意点を知りたい方へ
移行時のポイントはこちらの記事をご覧ください。
記事監修
桐石 真澄(テクニカルマネージャー)
管理栄養士の大学を卒業後、エディトデザインでWebデザイン・開発のスキルを積む。15年以上にわたりWebサイト構築・運用に携わり、不動産・建築関連の案件に多く関わる中で専門知識を深め、2020年には宅地建物取引士資格を取得。法律・IT・デザインの知見を活かし、信頼性と実用性の高いコンテンツ制作を行う。
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会社名
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