WordPressの更新・運用方法まとめ
コーポレートサイト | 2025.11.6
WordPressの更新・運用方法まとめ
目次
WordPressサイトを長く安定して運用するためには、定期的な更新と適切な管理が欠かせません。更新を怠ると、セキュリティリスクの増加や動作不良、SEO評価の低下などにつながる可能性があります。
この記事では、Web担当者やサイト運営者向けに、WordPressの安全かつ効率的な更新方法と日常運用のベストプラクティスを解説します!
WordPressの更新が重要な理由
- セキュリティ対策:古いバージョンは脆弱性の標的になりやすい。
- 新機能の利用:管理性・デザイン性・速度改善が行われることが多い。
- プラグイン・テーマとの互換性維持:更新を放置すると表示崩れやエラーの原因に。
- SEO面での安定:パフォーマンス改善や構造の最適化が含まれる場合がある。
更新前の準備と注意点
更新は重要ですが、慎重に行う必要があります。特に本番環境で直接更新するのはリスクが高いため、以下の手順を守りましょう。
バックアップの取得
- データベースとファイルの両方を保存。
- プラグインやサーバーの自動バックアップ機能を活用。
テスト環境(ステージング)の利用
- 更新後の動作を事前に確認できる。
- 主要プラグイン(All-in-One WP Migration、Local by Flywheelなど)を使用。
互換性の確認
- 使用中のテーマや主要プラグインが最新版に対応しているか確認。
- 開発元サイトの「Changelog」をチェック。
更新の種類と実施方法
コア(WordPress本体)更新
管理画面 → 「ダッシュボード」 → 「更新」から実施可能。
自動更新をONにしておくと、セキュリティリリースを自動で適用可能。
テーマの更新
- 外観 → テーマ → 更新がある場合「更新」ボタンをクリック。
- 子テーマを利用している場合は、親テーマのみ更新。
プラグインの更新
- 更新通知を定期的にチェック。
- 一度に複数更新せず、1つずつ動作確認を行うと安全。
更新エラー時の対処法
- 真っ白な画面になる(ホワイトスクリーン) → FTPで該当プラグインを一時的に無効化。
- 500エラーが出る → .htaccessやPHPバージョンの不整合を確認。
- テーマ崩れ → キャッシュクリア・CSSリロードで改善することも。
日常運用で意識すべきポイント
セキュリティ管理
- 管理者アカウントを複数人で共有しない。
- パスワードを定期的に更新。
- 二段階認証(Basic認証 / Google Authenticatorなど)を導入。
パフォーマンス改善
- 不要なプラグインを削除。
- キャッシュプラグイン(WP Rocket、LiteSpeed Cacheなど)の導入。
- 画像をWebP形式で最適化。
定期メンテナンスの習慣化
- 月1回の更新確認とバックアップをルール化。
- アクセス解析(Google Analytics、Search Console)で異常を検知。
トラブルを防ぐ運用ルール
- 更新履歴を記録:更新日時・実施者・結果をスプレッドシートで管理。
- 本番環境と開発環境を分離:リスクを最小化。
- プラグインの乱用を避ける:機能重複による不具合を防ぐ。
まとめ
WordPressの更新・運用は「一度設定したら終わり」ではなく、継続的な管理が成功の鍵です。
定期的なバックアップとテスト運用を習慣化することで、トラブルを未然に防ぎ、安定したWebサイト運営が実現します。
「ワードプレス 更新 方法」で悩む方は、まずは更新手順の可視化と安全運用の仕組みづくりから始めましょう。
記事監修
桐石 真澄(テクニカルマネージャー)
管理栄養士の大学を卒業後、エディトデザインでWebデザイン・開発のスキルを積む。15年以上にわたりWebサイト構築・運用に携わり、不動産・建築関連の案件に多く関わる中で専門知識を深め、2020年には宅地建物取引士資格を取得。法律・IT・デザインの知見を活かし、信頼性と実用性の高いコンテンツ制作を行う。
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