WordPressテーマの選び方完全ガイド
コーポレートサイト | 2025.11.3
WordPressテーマの選び方完全ガイド
目次
WordPressサイトの「顔」を決めるのがテーマ選びです。デザインだけで選ぶと、表示速度やSEO、拡張性で後悔するケースも少なくありません。結果として集客や運用コストに悪影響を与えることがあります。
この記事では、個人事業主や社内のWeb担当者が失敗しないテーマ選びを実現できるよう、必須チェック項目と実践的な手順を解説します!
テーマ選びで重要なポイント
- 表示速度(パフォーマンス):SEOと離脱率に直結する要素。
- モバイル最適化(レスポンシブ対応):スマートフォンでの閲覧を前提に設計されているか。
- 拡張性と互換性:将来的な機能追加やプラグインとの相性を考慮。
- 更新頻度とサポート:開発が継続されているか、セキュリティリスクがないか。
- SEO対策のしやすさ:構造化データ、見出し構造、パンくずリスト対応など。
まずはこれらを満たすテーマを候補に入れ、その上でデザインや費用を検討しましょう。
テーマの種類と特徴
無料テーマ
メリット:コストがかからず導入しやすい。初心者に向いている。
デメリット:機能が限定的で、サポートやカスタマイズ性が低い。
有料テーマ
メリット:デザイン・機能が充実しており、サポート体制が整っている。
デメリット:初期費用がかかるが、長期的には運用効率が良くなることが多い。
カスタムテーマ(オリジナル)
メリット:要件に完全に合わせられる。不要な機能がないため軽量。
デメリット:開発コストと保守体制の確保が必要。
チェックリスト:技術・運用・費用の3観点
技術面
- モバイルレスポンシブ対応
- 表示速度(PageSpeed Insightsなどで計測)
- コード品質(不要なスクリプトやCSSの有無)
- SEO機能(スキーマ、見出し、パンくずの実装)
- プラグイン互換性(SEO、キャッシュ、フォーム系など)
運用面
- 日本語対応とドキュメントの充実度
- 更新履歴と開発者の活動状況
- カスタマイズ性(テーマオプション、子テーマ対応)
- サポート体制(問い合わせ先、コミュニティ)
費用面
- 初期コスト(購入費・開発費)
- ランニングコスト(サポート料、ライセンス料)
- 投資対効果(ROI)を見据えた選定
テーマ選定の手順
- 要件を整理する
サイトの目的(集客・ブログ・ECなど)と必要な機能を明確にする。 - 候補をリストアップする
デザインや機能性から3〜5テーマに絞り込む。 - 技術的な検証を行う
デモサイトで速度やレスポンシブ対応を確認し、構造化データの有無もチェックする。 - テスト導入する
ステージング環境に導入し、実際のコンテンツで動作確認を行う。 - 最終判断
技術面・費用・運用負荷を総合的に判断して採用を決定する。
よくある失敗と回避方法
- デザイン優先で速度を無視 → 導入前に必ず速度測定を実施。
- 将来の拡張性を考慮しない → 将来の追加機能を想定しておく。
- 子テーマ未使用で直接編集 → アップデートで変更が失われるリスク。
- 更新が止まったテーマを使用 → メンテナンスされているか事前確認を。
導入後に行うべき最適化
- キャッシュや画像最適化の設定(WebP、lazy load)
- 構造化データの実装で検索結果の強化
- Core Web Vitalsの定期的なチェック
- バックアップとステージング環境の運用
まとめ
WordPressテーマ選びは「デザイン」だけでなく、速度・モバイル対応・拡張性・保守性の4軸で判断することが重要です。
事前に要件を整理し、候補を比較・検証・テスト導入まで行えば、失敗リスクを大幅に下げられます。
最適なテーマ選びが、サイトの成果と運用効率を大きく左右します。
記事監修
桐石 真澄(テクニカルマネージャー)
管理栄養士の大学を卒業後、エディトデザインでWebデザイン・開発のスキルを積む。15年以上にわたりWebサイト構築・運用に携わり、不動産・建築関連の案件に多く関わる中で専門知識を深め、2020年には宅地建物取引士資格を取得。法律・IT・デザインの知見を活かし、信頼性と実用性の高いコンテンツ制作を行う。
ホームページ制作に関するお問い合わせ
ご相談・お問い合わせは、お電話または専用フォームよりお気軽にお問い合わせください。
ご希望の場合、新規お問い合せから制作の打ち合わせまで、Zoomなどでオンライン対応も可能です。
お電話でのご相談
東京オフィス : 03-5422-3380
大阪オフィス : 06-6949-8033
Webでのご相談
株式会社 エディトデザインについて
「クリエイティブで企業を前進させる」をコンセプトに、
デザインとWebマーケティングでビジネスの課題を解決します。
コーポレートサイト・採用サイト・ECサイトなど幅広い分野の制作実績もございます。
会社名
株式会社 エディトデザイン
住所
東京 / 東京都渋谷区神宮前2-13-9 BIRTH神宮前403 Google map >
大阪 / 大阪市北区天満4-3-1 6F-SG bldg. Google map >
所属団体/資格
公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会 (JAGDA) 正会員
一般団法人ブランド・マネージャー認定協会 1 級資格
一般社団法人 ウェブ解析士協会 (WACA) ウェブ解析士
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google認定「GooglePartner」
Google 広告認定資格
大阪桜之宮ライオンズクラブ 正会員
事業内容
Webサイトのデザイン・ディレクション・運営
Webビジネスに関するブランディング及び戦略立案
その他各種メディアのクリエイティブディレクション
その他広告・宣伝に関する業務
GIJIROKU
議事録コラム
-
コーポレートサイト | 2025.11.15
Google広告代理店の選び方と比較ポイント
-
コーポレートサイト | 2025.11.13
Google広告初心者が設定で失敗しないための手順|効果を出すための基本ガイド
-
コーポレートサイト | 2025.11.11
WordPressセキュリティ強化に役立つプラグイン5選|不正アクセスを防ぐ実践ガイド
-
コーポレートサイト | 2025.11.6
WordPressの更新・運用方法まとめ
-
コーポレートサイト | 2025.11.3
WordPressテーマの選び方完全ガイド
-
お知らせ | 2025.10.31
メディア掲載のお知らせ|EDITODESIGNが「渋谷区の優良ホームページ制作会社9選」に選出されました


