WordPressセキュリティ強化に役立つプラグイン5選|不正アクセスを防ぐ実践ガイド
コーポレートサイト | 2025.11.11
WordPressセキュリティ強化に役立つプラグイン5選|不正アクセスを防ぐ実践ガイド
目次
WordPressは世界中で最も利用されているCMSですが、その人気の高さゆえに、サイバー攻撃の標的になりやすいというリスクもあります。
サイトの信頼性を守るためには、セキュリティプラグインの導入と運用が欠かせません。
この記事では、WordPressサイトの安全性を高めるおすすめのプラグインを5つ紹介し、それぞれの特徴や設定ポイントを解説します!
WordPressのセキュリティ対策が必要な理由
WordPressが攻撃対象となる主な原因は次の通りです。
- テーマやプラグインの脆弱性
- 管理画面のパスワード管理の甘さ
- セキュリティ対策を初期設定のまま放置している
- バックアップが取られておらず、トラブル時に復旧できない
こうしたリスクを回避するには、信頼できるセキュリティプラグインの導入が最も効果的です。
セキュリティプラグインを導入するメリット
セキュリティプラグインを利用することで、次のような効果が期待できます。
- 不正アクセスの検知とブロック
- ログイン試行回数の制限
- ファイル改ざんの監視
- スパムコメント対策
- 定期的なスキャンによる脆弱性の把握
これらを自動で行えるため、人的な管理コストを減らしながら安全性を確保できます。
WordPressセキュリティにおすすめのプラグイン5選
Wordfence Security
Wordfenceは、世界的に利用されている総合セキュリティプラグインです。
ファイアウォールやマルウェアスキャン機能を備え、リアルタイムで攻撃を検出します。
特に、不正アクセスのブロック機能が強力で、海外IPからの攻撃対策にも有効です。
主な機能
- ファイアウォールによる攻撃防御
- マルウェアスキャン
- ログイン試行制限
- リアルタイムのセキュリティレポート
iThemes Security
iThemes Securityは、初心者でも使いやすい設計が特徴です。
管理画面のURL変更や、ログイン時の2段階認証など、実用的なセキュリティ対策をまとめて実装できます。
主な機能
- ログインURLの変更
- 2段階認証(Two-Factor Authentication)
- 不審なファイル変更の監視
- 管理者アカウント保護機能
All In One WP Security & Firewall
All In One WP Security & Firewallは、無料で多機能な点が魅力。
初心者でもわかりやすいスコア表示で、どの程度セキュリティが強化されているかを視覚的に確認できます。
主な機能
- ログインロック機能
- ファイル権限の確認
- データベースのバックアップ
- ファイアウォール設定の自動化
Sucuri Security
Sucuri Securityは、WordPressだけでなく、Web全体のセキュリティを強化できるプラグインです。
外部からの改ざん検出に優れ、マルウェアスキャンやサイト監査ログも自動で記録します。
主な機能
- ファイル整合性チェック
- マルウェアスキャン
- 監査ログ管理
- サイト復旧支援
WP fail2ban
WP fail2banは、サーバーレベルで不正ログインを防ぐことができる強力なプラグインです。
ログイン試行の失敗回数をもとに、攻撃元のIPアドレスを自動的にブロックします。
主な機能
- 不正ログインの検出と遮断
- ログ記録による攻撃分析
- 他のセキュリティプラグインとの併用可
セキュリティプラグイン導入時の注意点
複数のセキュリティプラグインを同時に使うと、機能が重複して競合やサイトエラーの原因となる場合があります。
導入前に目的を整理し、1〜2種類に絞って適切に設定しましょう。
また、プラグイン導入後も以下のポイントを習慣化することが重要です。
- 定期的にWordPress・プラグイン・テーマを更新する
- 管理者パスワードを複雑に設定する
- 不要なユーザーやプラグインを削除する
- 定期的にバックアップを取る
まとめ
WordPressのセキュリティ対策は、一度設定したら終わりではなく、継続的な運用と見直しが必要です。
今回紹介した5つのプラグインは、それぞれ異なる強みを持っています。
自社サイトの規模や運用体制に合わせて最適なものを選び、安全で安心なサイト運営を実現しましょう。
記事監修
桐石 真澄(テクニカルマネージャー)
管理栄養士の大学を卒業後、エディトデザインでWebデザイン・開発のスキルを積む。15年以上にわたりWebサイト構築・運用に携わり、不動産・建築関連の案件に多く関わる中で専門知識を深め、2020年には宅地建物取引士資格を取得。法律・IT・デザインの知見を活かし、信頼性と実用性の高いコンテンツ制作を行う。
ホームページ制作に関するお問い合わせ
ご相談・お問い合わせは、お電話または専用フォームよりお気軽にお問い合わせください。
ご希望の場合、新規お問い合せから制作の打ち合わせまで、Zoomなどでオンライン対応も可能です。
お電話でのご相談
東京オフィス : 03-5422-3380
大阪オフィス : 06-6949-8033
Webでのご相談
株式会社 エディトデザインについて
「クリエイティブで企業を前進させる」をコンセプトに、
デザインとWebマーケティングでビジネスの課題を解決します。
コーポレートサイト・採用サイト・ECサイトなど幅広い分野の制作実績もございます。
会社名
株式会社 エディトデザイン
住所
東京 / 東京都渋谷区神宮前2-13-9 BIRTH神宮前403 Google map >
大阪 / 大阪市北区天満4-3-1 6F-SG bldg. Google map >
所属団体/資格
公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会 (JAGDA) 正会員
一般団法人ブランド・マネージャー認定協会 1 級資格
一般社団法人 ウェブ解析士協会 (WACA) ウェブ解析士
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google認定「GooglePartner」
Google 広告認定資格
大阪桜之宮ライオンズクラブ 正会員
事業内容
Webサイトのデザイン・ディレクション・運営
Webビジネスに関するブランディング及び戦略立案
その他各種メディアのクリエイティブディレクション
その他広告・宣伝に関する業務
GIJIROKU
議事録コラム
-
コーポレートサイト | 2025.11.15
Google広告代理店の選び方と比較ポイント
-
コーポレートサイト | 2025.11.13
Google広告初心者が設定で失敗しないための手順|効果を出すための基本ガイド
-
コーポレートサイト | 2025.11.11
WordPressセキュリティ強化に役立つプラグイン5選|不正アクセスを防ぐ実践ガイド
-
コーポレートサイト | 2025.11.6
WordPressの更新・運用方法まとめ
-
コーポレートサイト | 2025.11.3
WordPressテーマの選び方完全ガイド
-
お知らせ | 2025.10.31
メディア掲載のお知らせ|EDITODESIGNが「渋谷区の優良ホームページ制作会社9選」に選出されました


