WordPressの保守・運用でやるべきこと
コーポレートサイト | 2025.9.27
WordPressの保守・運用でやるべきこと
目次
WordPressは導入後も定期的な保守・運用が欠かせません。更新を怠るとセキュリティリスクが高まり、サイト表示の不具合や検索順位の低下につながる可能性があります。
今回の記事では、Web担当者や運営者向けに、WordPressサイトを安全かつ効率的に運用するための保守ポイントを解説します!
保守・運用の重要性
WordPressは世界中で広く使われているCMSですが、利用者が多い分、攻撃対象になりやすいという特徴があります。
- プラグインやテーマの脆弱性
- ログイン試行やスパム攻撃
- サーバー側の設定ミス
これらのリスクを放置すると、サイトの改ざんや情報漏洩、表示崩れの原因になります。
安定運用を目指すには、定期的なメンテナンスと管理体制の整備が不可欠です。
保守・運用でやるべき基本作業
WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
- WordPress本体はセキュリティや新機能のために定期的に更新
- テーマ・プラグインも互換性や脆弱性対応のため、最新バージョンを維持
- 更新前には必ずバックアップを取得
ポイント
更新のタイミングを逃すと、攻撃対象になったり、既存機能が正常に動かなくなることがあります。
定期バックアップの実施
- サイト全体(データベース・ファイル)のバックアップを定期的に取得
- 自動バックアッププラグインやサーバーのバックアップ機能を活用
- バックアップの保存場所はサーバー外のクラウドやローカルにも保持
ポイント
万一のトラブル発生時に迅速に復旧できる体制を整えておくことが重要です。
セキュリティ対策
- ログインURLの変更や二段階認証の導入
- 管理者アカウントの強力なパスワード設定
- 不要なユーザーや権限の整理
- ファイアウォールやスパム対策プラグインの導入
ポイント
セキュリティは多層防御が基本です。複数の対策を組み合わせることでリスクを大幅に減らせます。
サイト表示速度・パフォーマンス管理
- キャッシュプラグインの設定
- 画像圧縮・遅延読み込みの実施
- データベースの最適化
ポイント
表示速度の改善は、ユーザー体験の向上だけでなくSEOにも影響します。
定期的に速度チェックを行い、改善策を実施しましょう。
コンテンツ更新とSEO管理
- 記事やページの情報更新
- 内部リンクやメタ情報の確認
- サイトマップやSEOプラグインの設定維持
ポイント
運用中に古い情報が放置されると、ユーザー離脱や検索順位低下の原因になります。
コンテンツ管理ルールを整備して、定期的に見直しましょう。
運用効率を高めるポイント
作業フローの標準化
- 更新・バックアップ・セキュリティチェックのスケジュール化
- 作業手順のマニュアル化
ポイント
担当者が複数いる場合、手順を標準化することで作業漏れや誤操作を防げます。
テスト環境の活用
- 新しいプラグインやテーマの変更はテスト環境で動作確認
- 問題がなければ本番環境に反映
ポイント
本番サイトで直接変更を加えると、表示崩れや不具合の原因になるため、必ず確認を行いましょう。
監視ツールの導入
- サイト稼働状況をチェックする監視ツールの活用
- エラー通知やダウンタイムアラートの設定
ポイント
障害発生時に即対応できる体制を整えることで、ビジネスリスクを最小化できます。
外部委託の検討
自社だけで保守・運用を行うのが難しい場合は、制作会社や保守専門会社への外部委託も選択肢です。
- 定期更新・バックアップ・セキュリティ対策を任せられる
- トラブル時の迅速対応が可能
- 自社担当者の負担軽減
ポイント
外部委託する場合も、契約内容や対応範囲を明確にし、定期報告や作業記録の確認を行うことが重要です。
まとめ
WordPressの保守・運用は、更新、バックアップ、セキュリティ、パフォーマンス、コンテンツ管理の5つの基本作業が柱です。
運用効率を高めるには、作業フローの標準化、テスト環境活用、監視ツール導入が効果的です。
これらを実施することで、サイトの安定稼働、情報の正確性、ユーザー満足度の向上が実現できます。
Web担当者や運営者は、定期的な保守・運用体制を整え、安全で効率的なWordPressサイト運営を目指しましょう。
保守・運用を検討している方へ
WordPressの保守・運用方法はこちらの記事をご覧ください。
WordPressの更新・運用方法まとめ【公開まで今しばらくお待ちください】
WordPressプラグイン更新失敗時の対処法【公開まで今しばらくお待ちください】
WordPressとXserverでCDNを活用する方法【公開まで今しばらくお待ちください】
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記事監修
桐石 真澄(テクニカルマネージャー)
管理栄養士の大学を卒業後、エディトデザインでWebデザイン・開発のスキルを積む。15年以上にわたりWebサイト構築・運用に携わり、不動産・建築関連の案件に多く関わる中で専門知識を深め、2020年には宅地建物取引士資格を取得。法律・IT・デザインの知見を活かし、信頼性と実用性の高いコンテンツ制作を行う。
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