WordPress導入前に知っておくべきメリット・デメリット
コーポレートサイト | 2025.9.17
WordPress導入前に知っておくべきメリット・デメリット
目次
WordPressは世界中で最も利用されているCMSで、多くの企業や個人がWebサイト構築に活用しています。しかし、導入前にメリットとデメリットを理解しておかないと、後々運用に困ることもあります。
本記事では、Web担当者向けに、WordPressの特徴を踏まえた導入判断の参考情報をわかりやすく整理します。
WordPress導入のメリット
柔軟なカスタマイズ性
WordPressはテーマやプラグインによる拡張が豊富で、サイトデザインや機能を自由にカスタマイズできます。
企業サイト、ブログ、ECサイトなど、用途に応じて柔軟に対応できる点は大きな魅力です。
初期コストを抑えられる
レンタルサーバーやドメイン費用だけで導入できるため、初期費用が低く抑えられるのも特徴です。
無料テーマやプラグインを活用すれば、予算をかけずに基本的なサイト運営が可能です。
更新・運用が容易
WordPressは管理画面から直感的に記事やページを編集できるため、Web知識が少ない担当者でも更新作業がしやすいです。
記事の追加、画像のアップロード、メニュー変更なども簡単に行えます。
SEO対策がしやすい
WordPressは検索エンジンに適した構造を持ち、SEOプラグインを活用することで、内部対策を効率的に実施できます。
タイトルタグやメタディスクリプション、サイトマップの生成などが容易で、SEO初心者でも管理しやすいです。
多言語・多機能対応
多言語化プラグインや予約システム、EC機能など、多様な機能を追加できるため、ビジネスの拡張性が高いのもメリットです。
WordPress導入のデメリット
セキュリティリスク
世界中で利用されているため、WordPressは攻撃対象になりやすい点に注意が必要です。
特に古いバージョンや更新されていないプラグインを使うと、不正アクセスや改ざんのリスクが高まります。
サイト速度の低下
プラグインを大量に導入したり、画像や動画が多いとサイトの表示速度が遅くなることがあります。
表示速度の低下はSEOやユーザー体験にも影響するため、適切な最適化が必要です。
管理・運用工数の増加
複数担当者で運用する場合、権限管理や更新ルールを整備しないと、誤操作やコンテンツ重複などのトラブルが発生します。
サイト規模が大きくなるほど管理工数も増えることを考慮する必要があります。
カスタマイズには技術知識が必要な場合も
基本的な記事更新やプラグイン導入は簡単ですが、高度なカスタマイズや独自機能の追加にはPHPやCSSなどの知識が必要になることがあります。
必要に応じて外部の開発パートナーと連携する場合もあります。
定期的なメンテナンスが必要
WordPressはバージョンアップやプラグイン更新が頻繁に行われます。
更新作業を怠るとセキュリティリスクが高まるため、定期的なメンテナンス体制を確保することが重要です。
導入判断のポイント
WordPressを導入するかどうかを判断する際は、以下の点を整理するとわかりやすくなります。
- 目的に合った機能を実現できるか:ブログ運用、コーポレートサイト、ECサイトなど
- 運用体制が整っているか:更新担当者や技術サポートの有無
- セキュリティ・バックアップ体制が確保できるか
- カスタマイズや拡張に必要なリソースを確保できるか
まとめ
WordPressは低コストで導入でき、柔軟性・拡張性が高いCMSです。
一方で、セキュリティリスクや管理工数、サイト速度低下などの注意点も存在します。導入前にメリットとデメリットを把握し、自社の運用体制や目的に合った活用方法を検討することで、失敗のないWordPress運用が可能になります。
初めての導入でも、事前にポイントを押さえて準備すれば、効率的で安全なWebサイト運用を実現できます。
WordPress導入前に知っておきたい方へ
WordPress導入のメリット・デメリットはこちらの記事をご覧ください。
WordPress導入事例:成功企業の共通ポイント【公開まで今しばらくお待ちください】
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記事監修
桐石 真澄(テクニカルマネージャー)
管理栄養士の大学を卒業後、エディトデザインでWebデザイン・開発のスキルを積む。15年以上にわたりWebサイト構築・運用に携わり、不動産・建築関連の案件に多く関わる中で専門知識を深め、2020年には宅地建物取引士資格を取得。法律・IT・デザインの知見を活かし、信頼性と実用性の高いコンテンツ制作を行う。
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