.htaccessでリダイレクトが効かない原因と対処法|プロが教えるチェックリスト【2026年最新】
コーポレートサイト | 2025.9.2 更新日: 2026.1.18
.htaccessでリダイレクトが効かない原因と対処法|プロが教えるチェックリスト【2026年最新】
目次
Webサイトの運用において、リダイレクト設定はSEOにもユーザビリティにも欠かせません。特に「エックスサーバー(Xserver)」などを利用している企業サイトでは、.htaccessファイルを用いたリダイレクトが頻繁に活用されます。
しかし、「正しいコードを書いたはずなのに反映されない」「xserverでリダイレクトが効かない」といったトラブルに直面し、頭を抱えている担当者の方も多いのではないでしょうか。
.htaccessのトラブルには、単なる記述ミスだけでなく、「記述の順番」や「目に見えないキャッシュ」といった実務上の落とし穴が隠れています。
今回は、EDITODESIGNの制作現場で実際に遭遇した解決策をベースに、2026年現在の最新環境に合わせた対処法を解説します。この記事を読めば、迷わず確実にリダイレクトを成功させることができます。
今すぐ確認!リダイレクトが効かない時のクイックチェックリスト
- ファイル名は正しいか?(.htaccess の前に「ドット」があるか)
- 記述場所は正しいか?(ルートディレクトリに設置されているか)
- 最後の行に「空行」を入れたか?(最終行が読み込まれないサーバー対策)
- 全角スペースが混じっていないか?(コピペ時に混入しやすいミス)
.htaccessとは
.htaccess(エイチティーアクセス)は、Apacheサーバーの動作をディレクトリ単位で制御する設定ファイルです。Xserverでも利用でき、リダイレクトやアクセス制御、キャッシュ設定など多様な用途があります。
ただし1文字でも記述を誤ると正常に動作せず、サイト全体がエラーになることもあるため注意が必要です。
リダイレクトが効かないときによくある症状
- 設定してもページがそのまま表示される
- リダイレクトがループしてしまう
- サーバーエラー(500 Internal Server Error)が出る
- 一部のページだけリダイレクトされない
これらの症状の多くは、.htaccessファイルの書き方や設置場所のミスが原因です。
.htaccess設定でリダイレクトが効かないときに確認すべきポイント
「記述したコードは間違っていないはずなのに……」という場合、まずはサーバー環境やファイル自体の設定が「.htaccessを受け入れられる状態」にあるかを確認しましょう。
特にエックスサーバー(Xserver)をはじめとする主要レンタルサーバーを利用している場合、以下の3つのポイントが原因であることがほとんどです。
1. サーバー側で「mod_rewrite」が有効になっているか
.htaccessでリダイレクトを行うには、サーバー側で「mod_rewrite」というモジュールが動作している必要があります。
- 主要レンタルサーバーの場合: エックスサーバー、ロリポップ、さくらのレンタルサーバなどは基本的に標準で有効化されています。
- 独自サーバー・VPSの場合: 設定ファイル(httpd.confなど)で無効化されている場合があります。その場合はサーバー管理者に確認が必要です。
2. ファイルのパーミッション(権限)設定
.htaccessファイルには、サーバーが読み込むための適切な「権限(パーミッション)」を与える必要があります。
- 推奨設定: 「644」 または 「604」 パーミッションが不適切(例:400など)だと、サーバーがファイルを無視したり、500エラーを吐き出したりすることがあります。FTPソフトやレンタルサーバーのファイルマネージャーから確認してみましょう。
3. 文字コードと改行コードの確認
目に見えない部分ですが、ファイルの保存形式も重要です。
- 文字コード: 「UTF-8(BOMなし)」 を推奨します。
- 改行コード: 「LF」 に設定してください。 Windows標準の「メモ帳」などで編集すると、余計なコードが混入して動作不良を起こすことがあるため、VSCodeや秀丸エディタなどのテキストエディタを使用しましょう。
4. 全角スペースや不要な文字列の混入
意外と多いのが、コードをコピー&ペーストした際に**「全角スペース」**が紛れ込んでしまうケースです。
Apache
# NG例:RewriteEngine の後に全角スペースがある
RewriteEngine On
# OK例:すべて半角英数字
RewriteEngine On
一見正しく見えても、全角が1文字入るだけで.htaccessは一切機能しなくなります。
【実務の盲点】記述の「順番」でリダイレクトが無視されていないか
.htaccessは上から順に読み込まれるため、記述する位置が非常に重要です。
WordPress標準設定の「下」に書いていないか?
WordPressサイトの場合、.htaccess内には必ず # BEGIN WordPress 〜 # END WordPress という記述があります。 このブロック内にある [L] フラグは「処理を終了する」という意味です。追加したコードをこの下に書いている場合、命令は完全に無視されます。
【解決策】 独自のリダイレクト設定は、必ずファイルの最上部(# BEGIN WordPress よりも前)に記述してください。
「直したはずなのに反映されない」時のキャッシュ切り分け手順
- ブラウザキャッシュ(301リダイレクトの罠) 301リダイレクトはブラウザに強力に保存されます。確認時は必ずシークレットモードを使用してください。
- WordPressプラグインのキャッシュ 「Redirection」等のプラグインを使用している場合、その設定やキャッシュが優先されることがあります。
- サーバー側のキャッシュ設定 エックスサーバー等の「ブラウザキャッシュ設定」が有効な場合、反映まで数分のタイムラグが生じることがあります。
リダイレクトが効かない主な原因と解決方法
1. .htaccessファイルの設置場所が間違っている
Xserverの場合、対象ドメインの公開ディレクトリ直下(通常は/public_html/)に.htaccessを設置する必要があります。サブディレクトリでリダイレクトを設定したい場合は、そのディレクトリ直下に配置してください。
設置場所を誤るとリダイレクトが反映されません。
確認ポイント
- Xserverサーバーパネル → 該当ドメインの「ファイルマネージャー」から場所をチェック
- WordPressを利用している場合は、wp-config.phpと同じ階層に設置されているか確認
2. 記述ルールのミス
リダイレクト設定には複数の書き方が存在します。誤った書式を使うと、意図通りに動作しません。
例:301リダイレクト(恒久的リダイレクト)
Redirect 301 /old-page.html https://example.com/new-page.html
例:RewriteRuleを使う場合
RewriteEngine On
RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/old-page/$
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/new-page/ [R=301,L]
ありがちなミス
- RedirectとRewriteRuleを混在させて書いている
- スペースやスラッシュの位置を誤っている
- [R=301,L] を書き忘れて一時リダイレクトになる
3. RewriteEngine On が書かれていない
RewriteRuleを使う場合、冒頭に
RewriteEngine On
が必要です。これがないと条件分岐や書き換えが有効化されず、リダイレクトは動きません。
4. キャッシュの影響
ブラウザやサーバーのキャッシュにより、リダイレクト設定を変更してもすぐに反映されないことがあります。
対策としては、以下を試してください。
- ブラウザキャッシュを削除
- シークレットモードで確認
- Xserverの「サーバーキャッシュ設定」を一時的にオフ
5. 優先順位の問題
.htaccessには複数の設定を記述できますが、上から順に処理される点に注意が必要です。
例えば、先に別のリダイレクトやRewriteRuleが動作してしまい、下の記述が無視されるケースがあります。
解決策は「重要なルールを上に記載する」ことです。
6. WordPressとの競合
WordPressを利用している場合、.htaccessにはデフォルトで以下のようなリライトルールが書かれています。
# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress
この範囲内に独自ルールを記述すると、WordPressの設定に上書きされて効かなくなる場合があります。
解決方法は、独自ルールを「# BEGIN WordPress」より上に書くことです。
7. mod_rewriteが有効化されていない
通常、Xserverではmod_rewriteはデフォルトで有効化されていますが、特殊な設定変更や他社サーバーへの移転直後などでは無効化されていることがあります。
サーバーサイドでmod_rewriteが有効になっているか確認しましょう。
【コピペOK】2026年最新:正しいリダイレクト記述例
原因がわかったところで、トラブルを未然に防ぎ、確実に動作する「正解の記述」をまとめました。ご自身の環境に合わせて、URL部分を書き換えて使用してください。
※記述上の注意: 以下のコードは、必ず
.htaccessファイルの一番上(# BEGIN WordPressよりも前)に貼り付けてください。
1. 特定のページを新しいページへ転送(301リダイレクト)
旧ページから新ページへSEO評価を引き継いで転送する、最も標準的な書き方です。
Apache
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
# 独自ルールは必ずここ(最上部)に追記!
RewriteRule ^old-page/$ https://edito.jp/new-page/ [L,R=301]
</IfModule>
2. 常時SSL化(httpからhttpsへ統一)
セキュリティとSEOのために必須の設定です。エックスサーバー等でも共通で使えます。
Apache
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
3. 「wwwあり」と「wwwなし」の統一
URLの正規化を行い、SEO評価の分散を防ぎます。(例:wwwなしに統一する場合)
Apache
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.edito\.jp [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://edito.jp/$1 [L,R=301]
まとめ:原因を切り分けて一つずつ解消しよう
.htaccessが効かない原因の多くは、単なる記述ミスではなく、「記述の順番」や「キャッシュ」にあります。
- 記述を最上部に移動させる
- シークレットモードで確認する
- サーバー環境を再点検する
解決しない場合は、目に見えない構成ミスが考えられます。プロの視点でのチェックが必要な際は、EDITODESIGNへお気軽にご相談ください。
サーバー設定で困っている方へ
リダイレクトや設定トラブルの対処法はこちらの記事をご覧ください。
記事監修
桐石 真澄(テクニカルマネージャー)
管理栄養士の大学を卒業後、エディトデザインでWebデザイン・開発のスキルを積む。15年以上にわたりWebサイト構築・運用に携わり、不動産・建築関連の案件に多く関わる中で専門知識を深め、2020年には宅地建物取引士資格を取得。法律・IT・デザインの知見を活かし、信頼性と実用性の高いコンテンツ制作を行う。
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