ステップフォームの利用とそのメリット
コーポレートサイト | 2023.12.20
ステップフォームの利用とそのメリット
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お役立ちコラム目次
ステップフォームとは?
ステップフォーム(Step form)は、ウェブフォームの一種で、複数のステップ(段階)に分かれて情報を入力する方法です。通常、長いフォームや複数の入力項目がある場合に使用されます。
ステップフォームは、ユーザーにとって使いやすく、情報の入力プロセスを分割して簡潔にすることができます。
各ステップでは、特定の情報やテーマに関連する入力項目を表示し、ユーザーは一度に1つのステップのみを表示し、必要な情報を提供してから次のステップに進むことができます。
ステップフォームのメリット
ステップフォームを利用することで、どのようなメリットがあるのか、気になる方も多くいらっしゃると思います。
ステップフォームの利用は、以下のようなメリットが考えられます。
1. ユーザー負担の軽減
長いフォームを1つの画面に表示する代わりに、ステップごとに分割することで、ユーザーが情報を入力する負担を軽減します。
1つのステップに集中することで、情報の入力が迅速かつ効率的に行えます。
2. ユーザーエクスペリエンスの向上
ステップフォームはユーザーにとって直感的でわかりやすく、ステップごとに関連する項目をグループ化しているため、ユーザーは入力の意図や進行状況を理解しやすくなります。
3. エラーの軽減
ステップごとに情報を入力することで、ユーザーは各ステップで提供される情報に集中できるため入力エラーを防ぐことができます。
また、リアルタイムでのバリデーション(入力チェック)を行うことで、入力エラーを早期に検出することも可能です。
4. 高いコンバージョン率
ステップフォームは、ユーザー操作が容易なため、コンバージョン率を向上させることができます。
フォームが長くて複雑な場合、ユーザーは途中で中断したり、入力をやめてしまう可能性がありますが、ステップフォームはそのリスクを軽減します。
5. データの整合性の向上
ステップフォームは、入力データの整合性を向上させるのに役立ちます。
ユーザーは、各ステップ毎にグループ化された項目を入力するため、入力内容に一貫性を持たせることができます。
また、データのバリデーションやエラーチェックを各ステップで行うことで、正確な情報を収集することができます。
6. フォームの改善と分析
ステップごとにフォームの進行状況を追跡できるため、どのステップがユーザーにとって難しいか、どの項目が頻繁にスキップされるかなどの洞察を得ることができます。
これに基づいてフォームを改善することができます。
これらの利点により、ステップフォームはユーザーのエクスペリエンスを向上させ、情報の収集やコンバージョンの改善に貢献します。
ステップフォームの使い方
では実際に、ステップフォームを使用するには、以下のような手順で進める必要があります。
1. ステップの計画
フォームに含める情報やステップの数を決定します。
各ステップは特定のテーマや情報セットに関連するように構成します。例えば、連絡先情報、配送先情報、支払い情報などのステップに分割することができます。
2. ユーザーインターフェースのデザイン
各ステップの画面を設計し、ユーザーが簡単に情報を入力できるようにします。
一般的な要素には、テキストフィールド、チェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウンメニューなどがあります。
3. バリデーションの追加
各ステップで入力された情報のバリデーション(入力チェック)を行います。
必須項目の確認や入力形式の妥当性チェックなどを行い、エラーメッセージを表示させます。
4. ステップのナビゲーション
ユーザーがステップ間を移動できるように、「次へ」や「前へ」のボタン等、前後のステップへのナビゲーションオプションを設置します。
5. 進行状況の表示
ユーザーに現在の進行状況を示すため、進捗バーなどの視覚的な表示を追加します。
これにより、ユーザーはフォームのどのステップにいるのかを確認できます。
6. 最終ステップの処理
最後のステップで入力された情報を受け取り、データベースへの保存、メールの送信、注文の確定などの処理を行います。
7. テストと改善:
完成したステップフォームをテストし、ユーザビリティやエラー処理などの改善点を特定します。
ユーザーフィードバックを収集し、必要に応じて修正を行います。
この手順に沿って進めることで、ユーザーにとってより使いやすく、コンバージョン率の高いステップフォームを構築することができます。
ステップフォームの使いやすさ
ここまでで、ステップフォームのメリット・使い方の大まかなところは、ご理解いただけたかと思います。
ステップフォームは、提供側だけでなくユーザー側にとっても大きなメリットがあります。
ここでは、ユーザー目線でのステップフォームの使いやすさを見ていきましょう。
1. 視覚的な整理
ステップフォームでは、情報を複数のステップに分割することで、ユーザーにとって複雑なフォームがシンプルで理解しやすくなります。
各ステップは個別の画面に表示され、進捗バーなどの視覚的な表示が提供されるため、ユーザーは現在の進行状況を把握しやすくなります。
2. フォーカスと集中
各ステップでは、ユーザーは特定の情報に集中できます。
画面がステップごとに区切られているため、ユーザーは他の情報や入力項目に気を取られることなく、各ステップで求められる情報を提供することができます。
3. エラーの回避
ステップフォームでは、リアルタイムのバリデーション(入力チェック)やエラーチェックが行われます。
これにより、ユーザーは入力エラーを事前に検知でき、正しい形式や必須項目の提供を求められます。
エラーメッセージは個別のステップに表示され、ユーザーがエラーを修正するのに役立ちます。
4. モバイルフレンドリー
ステップフォームは、モバイルデバイスでの利用にも適しています。
各ステップは画面内に収まるため、ユーザーはスクロールをすることなく情報を提供できます。
また、タッチ操作に適した要素(ドロップダウンメニュー、ラジオボタンなど)が使用されることもあります。
これらの要素により、ステップフォームはユーザーにとって使いやすく、ストレスの少ない情報入力方法となります。
ユーザーは自分のペースでフォームを進めることができ、ステップごとに情報を提供することで、よりスムーズな体験を得ることができます。
まとめ
今回はステップフォームのメリットについて記載いたしました。
ステップフォームは、うまく使用することで、提供側・ユーザー側共にメリットの大きいウェブフォームです。
コンバージョン率の改善などにお悩みの方は、ぜひご検討ください!
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